いわゆるリッチクライアント・プラットホームの企画を聞くようになって久しい。私はCurlにずっと注目してきた。何しろ、
Tim Barners-Leeが付いているのだものね。1.4あたりからのPDFの戦略も、面白いとは思っていた。
夏あたりからだろうか、私が何気なく上司にリッチクライアントの話を振ったのとたまたま時を同じくして、リッチクライアントという言葉を耳にする機会が急に増えてきた。7月末には爆発的に雑誌記事・書籍が出た。なんというか、偶然とは思えない絶好のタイミングだった。別に深い考えがあって振った訳じゃなかったのに。
リッチクライアントについては
リッチクライアント時代の到来とか、
導入段階を迎えたリッチクライアントとか、
@ITにも幾つも記事が出た。7月、ASCIIから
ムックも出た(買った)。要点がまとまっていて、いい本だと思った。こういうのを読む限りでは、こんな印象だった。
- やっぱりうちみたいな業態には、社内システム構築みたいなエンドユーザー環境を計算・制御できる仕事だったらCurlが最適。より広いユーザーをターゲットとするなら、Flexを使うかどうかは別として、現時点での普及率を考えてMacromedia Flashがいい感じ。
- でも、普及率で言えばPDFも悪くない。こっちのほうが何となく信頼性に訴えることはできるか? 根拠無く個人的に好印象。
- 新しいWindows環境に限定できるなら、スマートクライアントも今までの資産を活かせるのでいいかも知れない。
- 大規模ソリューションの場合、これまでの資産とアーキテクト人材が十分にあって、定型業務の枠を外れない限りに於いてはVisual Frameは凄そう。まぁ、うちの会社には関係なさそう。
- それにしても、開発元のメディア情報開発の社長は大言壮語し過ぎ。あなたのとこの戦略を適用可能な業務って、そりゃあ市場は大きいかも知れないけど、それがすべてじゃないでしょ。それに、エンドユーザーってものはそんなに謙虚じゃない。分かって敢えて言ってるのか、分かってないのか。前者っぽいけど。
- XULベースのNextawebっていうのも目の付け所がいいよねぇ。
- XULはちょっと触っただけで、結局Mozilla自体の重さに堪えかねて使い込んではいないけど、個人的には好きな技術の1つ。某方面では著名なpiroさんが極初期から色々と実験的な試みをしていたのが印象に残っている。
- で、XULっていうんだったら、Mozillaは随分前からXULとかXPCOMとか言ってたよねぇ。@ITに「XULとJSFでリッチクライアント 〜XUL編」というそっちに着目した記事もあった。JSFを使おうって言うのね。めもめも。
- そして、WebBrowser以外だったら、SunがJ2REとともに地道に広めてきたJava Web Startか。可能性はあるだろうけど、WWWベースという強さに勝てるんだろうか。スマートクライアントとも競合しない?
- Eclipse/SWTっていうのも面白いけど、Eclipse3.0はそっちの方向に向かっているらしいけど、どうでしょねぇ。様子見。
- ASIN:
- 4756145043
- 出版社・メーカー:
- アスキー
- 発売(予定)日:
- 2004-07
- 定価:
- ¥ 2,500
- Amazon内売上順位:
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