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2005年11月23日

異世界の生物たち

竜の卵』のチーラの話が出ていたので、ふと書棚を見渡してしみじみ思った。誠にSF作家達の想像力には恐れ入る。奇妙な生物たちよ。

造物主(ライフメーカー)の掟

ASIN:
4488663079
作者:
小隅 黎, ジェイムズ・P・ホーガン
出版社・メーカー:
東京創元社
発売(予定)日:
1985-09
定価:
¥ 1,050
Amazon内売上順位:
73,680
評価:
4

チーラは確かに面白く、かつ説得力のある知的生物だ。でも、私なら『造物主の掟』のタロイド=Rob-beingも捨て難いところ。こちらは発生の初期条件が自然物でないけれど、人類が将来自動化された資源採取を可能としたらどこかでこういう事態が起こるというのはチーラの発生と同じぐらいにはあり得そうな気がする。

ここまでの説得力を追求することを放棄して、ただ面白いというだけならもっと沢山ある。『ジーリー・クロニクル』の後半、量子乱流に移住したクワックスとか。『天の筏』の重力化学生物とか。ΑΩにちょっとだけ出てくる木星磁界に住む電気龍とか。老ヴォールの惑星の電磁誘導生物とか。

こういう、様々な生命体系への空想を目にするのは好きだ。これがSFを読んでいる最大の理由かも知れない。We don't wanna be alone! 炭化水素系/塩基配列だけが生命だなんてあまりに寂しすぎる。ソラリスみたいな異質なものであっても良いから、宇宙は多様な生命に満ちていて欲しいと思う。



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