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2005年12月11日

ケビン個展

友人ケビンの個展に行って来た。作品はない。

今回の展示は作品がないという展示であって、過去の作品や作家それ自体がメタに語り出してしまった反則技だ。それを、私みたいな素人の表現やネット上の雑多な表現の水準は軽く飛び越えて描き出すあたりは、さすがに一応アーティストの卵だけあるのだけれど。

ふと立ち止まるのも多分大切なことで、「これもひとつの過程だね」と言っておく。前回のまま突き進んで行ったらまずかったろうし。それを今回どうやって越えて見せてくれるのかと思ったら、まだ越えられないということを以って越えて見せた。毎度ながら、良い意味でこちらの期待を裏切ってくれる。その道のプロたちから見てどうなのか知らないけれど、私にはそう見えたし、聞くとも無しに聞いた会話によればなんかそれなりの某評論家さんもこの展示を読み解いてくれたらしい。

勿論、次はこのやり方は許されない。また新しいハードルを越えないといけない。次にどうするのか、恐ろしくも楽しみに思う。



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