2006年10月


目次


2006年10月28日

不快であることと、数の暴力と。

これまで「正しく」生きてきた人であればあるほど、自身が不快であることと、正しくあることとを無自覚に混同しがちなのかもしれない。

なるほど、あなたの感性は多数派のそれかもしれない。なるほど、あなたは真っ当に生きてきたかも知れない。だからこそ、あなたが不快に感じたこれまでの数々は道理に照らしても正しくないものであったかもしれない。けれども、あなたはその結果として、自身の不快感覚を原則に従って照合し、それが社会的に正しいか正しくないかを考えることを怠ってきたのではないか。

あなたがこれまで遭遇した不快な事柄というのは一つ残らず、誰に尋ねても「それは社会的に正しくない」というものであったかもしれない。けれども、それ故に道理と快/不快とを混同していないだろうか。それがいつでも合致するものでないくらい、落ち着いて考えれば分かる人であるだろうに。

不快であることを頼りに人を批判するならば、それはすぐさま数の暴力に堕す議論であろう。正しいかどうか考える習慣はついているだろうか。


2006年10月27日

最近のマスカット

以前、「maskat + Rails」とか「Rails勉強会@東京 第10回#懇親会」でMaskatのことを、開発体制が無用に鈍重そうで、その割にはなすべきアピールはできてないね、というお話を紹介した。

けれども、なんかそのままメーリングリストを購読していたら、少しは改善が見られる。なんか最近、NTTデータは相継いでオープンソース化を行ってるしね。やっぱり、権限を持ってる人の頭が固いだけで、実際に開発に携わってる中の人はまともなのかもね、という気がしてくる。

既に他の流儀で蓄積を持ってるような他の企業が利用するには、まだちょっと柔軟性が足りない部分もあるかな、とは思うのだけれど、そのへんは改善される可能性はあるだろう。どうしようかなぁ、関わるか、もうしばらく眺めるか。


2006年10月24日

哲学的データベース

  • イデア
  • りんごはりんごであるか?
  • 根元的対象
  • 非時制的実在
  • 流れる時間の中の存在

こんな言葉の飛び交う会話。なんの話をしてるかというとデータベースの話だ。先日のRails勉強会のときの懇親会で。

データベースの論理設計はやはり、世界を人間がどう認識しているのかというところに行き着くから、突き詰めると哲学になるんだよね。オブジェクト指向設計だってそうなんだけれど、データベースにおいては対象概念のライフサイクルを明確に意識する必要性が強いから、余計にそうなるのかもしれない。

哲学議論まで行ってしまわないでどこかで割り切って、そんな暇があったら物理設計なり何なりもっと実用的なところの判断を下せるのが良いデータベースエンジニアということかね。まぁ、私ゃ否応無くデータベースについて考えざるを得ないだけの、只の哲学好きのWebプログラマだから。


2006年10月20日


2006年10月18日

一般論はつまらない。でも好きだ。

すべてのことを思考せよというのが私の立場だ。この世のあらゆる対象に対して最低限の認識を持ち、思考し、見解を持ち、少なくとも知らないということを知る。

そういう理想的な立場からすると、一般論はつまらない。何でもいいから、意外なもの、危ういもの、extremeなもの。思索のきっかけとなるものこそが価値をもたらしてくれる。そつがない、何とも衝突しないものはつまらない。

でも、すべてのことを思考するのは不可能だ。有限な認識能力と、有限な時間しかないから。そういうところで、一般論は便利ではある。認識できない、思考できない、見解を持っていない、知らないということすら分かっていないところに対しても、とりあえず安全性の高い方策を示してくれるから。

だから、一般論を述べるなら、積極的に関わろうとする者にとって一般論とはゴミであり、受動的に吸収しようとする者にとって一般論とは有益である。すべてのことに積極的に関わっていける人間はきっといない。


2006年10月15日

more more ABD

Rails勉強会@東京#11の最中。

ようやく分かった。今頃分かるようじゃ、やっぱり私ゃ、DBのセンスないかも。

はぶさんのスライドのp.32をみれば。Activityとeventの違いは、売上と売上明細の違いなんだね。

って、この言葉、聞き覚えがあるな。絶対、誰かがすでに言ってたな。今頃理解したよ。


2006年10月11日

「Rubyの作者松本氏がありもしない錯誤をでっちあげて批判している件」について

fromdusktildawnさんの分裂勘違い君劇場「Rubyの作者松本氏がありもしない錯誤をでっちあげて批判している件」を読んだ。

こうして議論が膨らんで、何が何でもRubyとか、何が何でもCLOSとか、そういう誤読を防止する仕組みができあがっていくことは喜ばしい。それ以上に、これを機会にRubyに関心を持つ人がでてきたり、JavaScriptを再発見したりする人がでてくるようなことがあったならば、喜ばしい。「騒げ騒げ、もっと騒げ」

のだけれども、取り合えず言うべきことは言っておこう。



2006年10月06日

sendmailがRubyになるまで

設定ファイルがDRYじゃなくて困るとかそういう話を見るたびに、「それm4で(ry」と思っていたけれど、よく考えたらそれはsendmailへの道だ。

結局、view-template言語は現実の要請の中で複雑化していく。JSTLとか。Xiとか。PHPみたいに独自の汎用言語として進化してしまったり。設定ファイルも複雑化していく。build.xmlとか。plaggerとか。

そうしてみるとやっぱりRailsの開きなおり具合は、1つの回答ではあるのだな。どうせ汎用言語に向かってしまうなら、始めから慣れ親しんだ汎用言語を使えと。その対極に"Plagger is a LL"がある。たぶん。

どっちも好きなんだよ。どっちが正しいわけじゃない。ただ、とりあえずm4はマテと。m4好きなんだけどなぁ。


2006年10月04日

~(なぜ仕事でRubyを使うとうれしいのか)

あー、明日からの「どう見てもデスマです。本当にありがとうございました」な日々の前にちょっとだけはしゃいでもいいですかね。

先日、日経ソフトウエアに書かせていただいた「なぜ仕事でRubyを使うとうれしいのか」がITProにて公開されました。なんか予想以上に反響があって、大物Bloggersにも言及してもらったりして、ちょっと今、浮かれてます。

さてさて。



2006年10月03日

また炎上

隣のプロジェクトが炎上してるよ。私、明日からヘルプには入らないといけないみたい。

ここ3ヶ月、続出した炎上プロジェクトが全部一人のプロマネの手になるものっていうのがすごいな。ちょっと頑張ろうとしすぎ。もうすこし、余裕を持って、それから仕事を部下に振って、情報の共有を心がけて!


2006年10月01日

Rails勉強会@東京 第10回

Rails勉強会@東京 第10回に行ってきた。

今回もドリコムのオフィスを貸していただいての開催。



キー配列変更

買ってきたキーボードに合わせて、メインマシンのキー配列を色々変更した。環境はDebian sarge。



キーボード買った

kensington-20061001.jpg

MacBookのUS配列に慣れたら家のメインマシンのJIS配列に耐えられなくなったのでキーボード買ってきた。店先で色々触ってみたけれど、適度な押し込み感があれば実は深さはそれほどなくても耐えられることが判明。というか、MacBookがそうだしな。

Das Keyboardはいいんだけど、私の好みだと青軸は軽すぎるんだよね。押し込み中間あたりの抵抗がもう少し強くなる仕様だといいんだけど。

結局、選んだのはKensington SlimType Keyboard。キーは浅いけれども、その割には適度に押し込み感があるし、重さも好みだ。MakBookのキーボードをちょっとだけ重くした感じ。タイプ感はかなり近い。しばらくはこれを使ってると思う。

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