2007年07月


目次


2007年07月27日

セキレイ

セキレイ 5 (5) (ヤングガンガンコミックス)
セキレイ 5 (5) (ヤングガンガンコミックス)

ASIN:
4757520514
ISBN:
4757520514
作者:
極楽院 櫻子
出版社・メーカー:
スクウェア・エニックス
出版社・メーカー:
スクウェア・エニックス
出版社・メーカー:
スクウェア・エニックス
発売(予定)日:
2007-07-25
定価:
¥ 530
評価:
5.0

『セキレイ (5)』、書店で平積みにされてたけど、そんなに人気あるのかね。あるんだとしたら嬉しいね。

極楽院櫻子は読み切りの「カテゴリ・フリークス」がとても印象的で、その名前をずっと忘れられなくてね。あれはそのまま連載になるだろうと思ってたのに、結局バーズに拾われるまで連載にならなんだ。待ったよ。長かった。

で、その間はBL書いたりしてたのね。それに気づいてからはもちろんBLの方も買い集めた。この人はBL作品も好みだな。

さて、「セキレイ」は。ハーレムものは基本的に視界に入れたくないのだけれども、「セキレイ」はなんかいける。極楽院櫻子のタッチだと受け入れられる。極楽院櫻子だというだけで、私の書棚の中でも特別な位置に置いてあるぐらいだもの。本の配置は私の強迫観念の対象だから、書棚のその位置というのはかなり高い評価だ。


2007年07月26日

Hack量の法則

Hack量は開発者数に反比例する。

頭では分かってたけど身に染みるよ。悔しい。


2007年07月24日

お仕事風景

静かに試行錯誤したかったので計算用紙と鉛筆を手に、サーバールームの床に転がってブツブツ言いながら、空中に怪しい手つきでグラフを描いて仕事してたら不気味がられました。

つか、原子核物理も授業とっとけば良かった。


2007年07月22日

記事打ち込み失敗

昨日、塚田医師のところに診療を受けに行ったときにメモ帳に書いた鬱文書がある。

世の中の99%の人にとってはそれ自体は価値のない鬱々とした自分語りの文書だ。しかし、私はそういったしょうもない個人の断片こそが世界を本質的に構築しているのであり、マイノリティが必要としていてマジョリティに満ちているのはそれである、と確信する。

その確信のもとに後の世代のために私が私をダンプする、というこのサイトの存在意義としては是非とも公開すべきものだ。けれども、ページを開いただけで調子が悪くなってくる頓服薬を飲んで臨んだのに。

この文書に書かれているストーリーをブログにポストしようとして、失敗しつづけて2年になる。今回も私は失敗した。

私にとって、性別違和感をもたらす身体感覚はそれ自体が苦痛に満ちていること。3才にまで遡るその記憶。毎秒、毎秒が、意識のある限り苦痛に満ちているということ。私がその苦痛の中で生活することを如何にして可能にしたか、ということ。そのための努力がどのような弊害を私にもたらし、他人に迷惑を掛けたか、ということ。その過去を私がどれほど嫌悪しているかということ。抑圧の中で私がフィクションのキャラクターに感情移入してやりすごしたということ。私がアニメファンであった、現在は最早現役ではないという理由。抑圧と解放のいずれもが問題を生じる中で揺れたということ。抑圧を極限に持っていこうとしたときに私が見たもの。私にとっての、私が消滅するということ。それを見たということ。そして幸運。

それがもっと生々しく書かれている。この文書を、いつかは公開したいと思う。だが、今は無理だ。タイプできない。

あー。最近そういうのにはご無沙汰だけど、GID当事者へのインタビューを必要とする研究者の方には協力するつもりがありますよ。


2007年07月20日

ドメイン失効

あっちこっちで似たような話を聞く今日この頃ですが、私もrat.ioドメイン失効しました。で、支払い期日も間に合わなくて、再取得争奪戦にも敗れ、取得した人に「売ってくれ」と頼んだけど断られ。

ま、本格的に使い始める前だったから良いようなものの。とりあえず、代わりにどのドメイン使おうかな。


2007年07月18日

会社選びの話とか

うちの会社にとても優秀なアルバイトのプログラマがいるわけだ。Railsアプリケーションの開発はもう手慣れたものだし、アプリケーションの構成を設計することに関してディスカッションをリードできる。HTMLもCSSの仕組みもよく分かってる。あと、経験としてはPHPか? C#でクライアントアプリとASP.NETの開発をやったことがあって。Javaはほとんどやったことないと言ってたな。

まぁ、その辺の枝葉の話はどうでもいいか。常日頃からWebを中心にあちこちアンテナを張ってて、趣味でMac Cococa開発をやってObjective C面白いとか言ってて。そういう挑戦の習慣と情報収集の方法が身についてて、人としっかりコミュニケーションをとれる、というところのほうが大事だね。だから、枝葉の技術なんか、必要ならすぐに覚えるだろう。Railsやvimを覚えてもらったときもそうだったし。

会社としてはこの人材は絶対に逃してはいけない。これで今大学4年生だもの。過去にうちの会社に面接に来た経験3,4年の人たちなんか彼の足元にも及ばない。

ただ、会社の都合を離れて言うなら、なんかね、外へ出るのもアリかな、と。素質があって本質的に頭が良くて一応の経験はあるという状態だから、大企業で本格的に鍛えてもらったら更に伸びたりするかなとか思う。たぶん、そのまま組織にいると素質を殺してしまうのだけれども、大企業に入って3年ぐらい経験積んで外に出たらすごくなりそうだな、となんとなく思う。

残念ながら、今まで就活してないんだよねぇ。うちの会社が「就活しないでうちに来てよ」と言ったんだけど。これは会社の行動としては正しい。ただ、今彼の素質に見合う仕事をしてもらってるかというとそうでもない。ま、それなりに難しくそれなりにやりがいはあるのであろうけど大きく見ればルーティンの範囲内の仕事。何故に彼にそれをやってもらってるかというと、それになりに難しくはあるから私か彼にしか今の社内ではできないからだ。ほらね。中小だとこういうつまんない制約がある。

私自身に関していえば、それ自体の論理で蠕く組織の中で働くのは嫌いじゃない。だから、ちょっとだけ、数千人規模の会社に興味はある。ま、私は鬱の状態次第だったりこういう価値観だったりとかで、コンスタントに決められた時間きっちり働くというのは難しいから、別にいいかな。ここ半年は比較的きっちりやってきたけれども、"世間"とかいう名前のUMAはこの状態を「きっちり」とは言わないだろう。偏見かもしれないけど大きな組織はその辺はかっちりすることを要請されると思ってるし、実際のところ、1000人規模の組織を動かすには一見無意味でもある程度の規律を徹底させないと収拾がつかなくなるというのは実体験から身に染みて分かってる。天才的な指導者がいれば別なんだろうけど。という訳で、きっと数千人規模の会社ってそういうものだから、私には無理だ。

ただ、アルバイトの彼にはその気になれば3年ぐらいはそういう組織の中にいることも可能だろうし、得るものも大きいんじゃないかと思う。何か、方法はないかね。


続・Railsの画面生成を10倍高速化する方法: フィルタ編

さて、昨日はSSIとの組み合わせでPageキャッシュの適用範囲を広げる話をした。 なぜSSIかというと、これは組込みの手軽なフィルタ機構だからだ。Apache 1系統ではSSIはハンドラとして実装されているけれども、2系統では新たにフィルタ機構が加わって、SSIはこちらで再実装されている。 フィルタ機構ならmongrelからの出力にも加工できる。Pageキャッシュとキャッシュでないものを透過的に扱えてうれしい訳だ。

ただ、確かにちょっとDRYさに欠ける。どうせならRailsのレイアウトファイルにPHPコード片を直接書きたいではないか。で、これを出力するとPHPとして処理してその結果がクライアントに伝わる、と。 id:yamazさんが「rhtmlで直接phpを吐き出して処理する方法を模索したいのです。」と言ってるのはたぶんそういうことだ。私もそれが理想だと思う。今日はそれに挑戦してみた。



2007年07月17日

最近、抗鬱剤の効きが悪いな。この時間帯になると薬効が切れる。悲しい。悲しいよ。


2007年07月16日

Railsの画面生成を10倍高速化する方法

RailsでPageキャッシュをより広く活用する方法を考えてみました。以下、ちょっと長く前置きが続きます。



2007年07月15日

鬼頭莫宏はむしろ高河ゆん

鬼頭莫宏は鳥山明に似ている」より

鬼頭莫宏も同じで、いかに読者の注目を集めるか、興味を持続させるかというあたりを最優先にしている印象がある。ベクトルは正反対だけど、エンターテインメントのみを指向しているという点で鳥山明と似ている

昔、岡田芽武がインタビューで「その瞬間に自分にとってカッコいいものだけを書いている」というようなことを言っていた。ストーリーとしての整合性は最優先の事項ではないのだと。確かにね、彼の作風は(あとから伏線として回収できているものもあるにはせよ)どうしても後出しじゃんけんの粗が目立つように感じていた。そのインタビュー(アフタヌーン誌上だったと思う)を読んだときは、それって威張るようなことかと疑問を持ったものだった。

ただ、エンターテインメントとしては、あるいは断片的な語りの中で何かを伝えようとする行為としてはそれもアリなのではないかと後で感じた。それは高河ゆんを本格的に読み始めたときのことだ。高河ゆんもストーリーのうまい作家ではない。長編では大抵ストーリーが破綻する。その破綻具合は岡田芽武よりひどいと言っていいだろう。でも、私は高河ゆんが好きだ。彼女が描くキャラクターが強く自分の大切なものを追い求める求道者だからであり、おそらくはその姿は作者が伝えたいメッセージそのものであるからだ。岡田芽武の言い分が気に食わなかったのはたぶん私がバトルのカッコよさとかいうものには微塵も興味がないからだったのだろう。

高河ゆんは自己のメッセージを長編の中でそれを紬ぎ出していく能力には欠ける(ひょっとしたらその限界を越えるかもしれないから"Loveless"は期待なのだけれどもね)。が、そのときどきのシーンにおいて特定の種類の思想を背景に強い感情を伴った言葉を述べる。ゆえに私にとって高河ゆんはかけがえのない作家だ。

鬼頭莫宏、世間で今注目されているのは"ぼくらの"であろうけれども、私はあれはいささか特殊だと思っている。登場人物多すぎて描ききれるんだろうか? 少なくとも、どこかで目にした「登場人物は特定の設定、性質、役割を背負った人形」という評は一理ある。そういうわけであれは完結するまでは生温かく見守ることにしているから割愛する。

さて、では"なるたる"であろうか。"ヴァンデミエールの翼"であろうか。衝撃的な描写には事欠かないし、人形趣味も容易に見て取れる。けれども、私が鬼頭莫宏を読むのは、全作品に通奏低音として響く彼の倫理思想と政治思想に興味があるからだ。それはとても奇矯で、安易に賛同はしかねるけれども。全ての創作は、"ぼくらの"まで含めてその思想表現に過ぎないと考える。強い思想と感情が先にあり、それが世間に受け入れられるかどうかは別なのではないか(なんかロボットを出してみたら受け入れられてしまったにせよ)。その意味で、鬼頭莫宏は高河ゆんであり岡田芽武ではないか。


2007年07月14日

本買ったら読めって。(Re: SEって、めっちゃ勉強家だよね?)

SEって、めっちゃ勉強家だよね?」を読んだ。きたみりゅうじさんのこの連載、だんだん違和感を感じることが多くなってきた。著書から察するにはたぶん業務システムの受託開発とかパッケージ開発とかそういうキャリアの人で、私と重なるところが少ないからだと思うけど。

本て、リファレンスばっかりじゃなかろう? 古くは『人月の神話』から『Modern C++ Design』、『Working Effectively with Legacy Code』。読んで思考体系自体が変わるような本。そうでない本をそんなに買ってどうするんだ? ググれば割となんとかなるこの時代に。

必要なときにリファレンスにする本というのは確かにある。たぶん1つの領域に1〜数冊ぐらい。それを買わずにググるのは愚かだ。「目の前にその本があるんだから(会社の備品)何時間もググってるんじゃないよ」、と会社で怒ったことがある。自腹を切るかどうかならまだ同情の余地があるけど、私がそのために経費で買ってアンタの机の上に置いておいたんだから読んでよね。

でも、リファレンス用の本にしたって、買ったら読めって。本当に。分かってるつもりの領域でもこういうのを通読すれば新たな発見が1つくらいはあるものだ。それに、全部記憶はできなくても頭の中にインデックスが構築される。これで必要な時に連想と閃きの力で高速に詳細のある場所を特定できる。高校のころはお金が無いから書店の棚一列のインデックスを構築しておいて、必要になったらまた本屋に立ち読みに行くとかもやってたな。あの頃は頭が柔軟だった。

そういう訳だから、流し読みするだけでもいい。買ったら読めばいいのに。



2007年07月10日

Geekにはなれない私

カプコンの求人、ゲームのエンジン部分というのはたぶんプログラマの仕事としては最高にやりがいあるものの1つだよね。

私のキャリアは完全にゲームプログラミングからは外れてるからこの辺は諦めてたけど、「制作経験はないが知識はありぜひこの機会を使って制作してみたいという方」という一文にぐっと惹かれた。制作経験なしでいいなら勉強はしてるよ。勉強は。C/C++も、(そっちの世界とは命令セットとかメモリ量は違うが)アセンブリも随分いじくってSIMDな計算やってたし。死ぬ気で勉強すれば間に合うかもしれん。駄目でもともとと受けてみるかとちょっと思った。

まあ、勤務地・大阪というのと、今度始まるプロジェクトが面白いのでやめたわけだが。†1

なんか最近のプロジェクトの関係で一瞬、新しいアルゴリズムの論文を読み漁ってデータの数理的構造を考えてとかそんな方向のプログラミングの楽しさを思い出していた。でも、たぶん飽きるんだよね。たまにはこういう刺激もいいけれど、基本的には私が扱いたいのはもっと人間が関わるしょうもないことだ。人間が見えにくい世界をプログラミングするのは楽しいけど、主食にはできない。

正真正銘のアルファギークに会ったりするといつもいつも思う。私ゃ、ギークの文化、ハッカー気質の影響下で育ってきているけれども、ギークにはなりきれないんだよね。なれたらカッコいいとは思うけれども。私はもっと人間の集団を扱うのが好きだし、企業の収益構造が好きだし、そこに技術の力を注入するのが好きだ。バイナリアンなコードで人間集団の振る舞いに影響を及ぼせたりするのが私の理想の仕事なんだよなー。

  • †1: 大阪なら問題ないにしても、ガイドラインに沿った医療を受けている性同一性障害者の場合、住める地域は限られている。国外は余計に難しいし。

2007年07月07日

何かいろいろな宗教

疑似科学批判系のサイトを見て回っていたら、当然のごとく宗教的情熱に基づく疑似科学にも触れていて、なんとなく私の信仰について書いてみたくなった。

私は特定の宗教的組織に直接には与していないという意味では信仰を持っていない。何年か前に某新興宗教系列のファーストフードチェーンの店でよくお昼ご飯を買っていたとかそんな程度だ。いや、これは信仰は関係ないか。

まあいい。ただ、組織に所属しなくても教典を疑っていても形而上のことについて考えたり信仰を持ったりすることは可能だと思っている。そんなこんなでキリスト教徒を自称している。あくまでも自称だけれども。そんな立場から、私が共感するところのある宗教を列挙してみたい。

  • ファラリス教団
  • 何も変えない神の教会
  • 空飛ぶスパゲティモンスター教
  • 自然科学→真理
  • 日本的アニミズム
  • キリスト教
    • 理神論

これらについて、だらだらと書いてみる。


Blog操作

検索


カテゴリー

このブログについて

あわせて読みたい

follow yugui at http://twitter.com

© Yugui

Powered by Movable Type 3.2-ja-2