徒然スタック [2003.05.06]-[2003.05.30]

上に上にとpushしていくからstack。別にpopする予定はないのだけど。

……オタク系の人って「徒然」って言葉好きですよね。何故か。


目次


メモ

GID関連のあれこれがずいぶん動いた。

月曜日、あべメンタルクリニックに行った。とりあえず日常接する人には全員にカムアウト終了したこと、みんなそれなりに理解してくれていること、隠す必要もなくなってめでたく完全フルタイム・リアルライフ・エクスペリエンスに入ったこと、改名申し立てもしたこと……なんかを話した。

先生は、「じゃあ、これで全部かな」と言い、9月頃までにファーストオピニオンの診断書を書くので、「しばらくお休みでいいです」とのこと。9月頃に確認の電話を入れて、まだ書類が出来ていなかったら催促するように、と。

水曜日、家庭裁判所から電話が入った。当初は参与官が面接する予定だったけれど審判官と相談の上、調査官による面接をすることになったそうな。7月に入っていた面接予定はキャンセル、調査官から連絡が入る筈なのでそれを待つように、と。

本日金曜日、塚田先生に書いて貰った紹介状をもって赤心クリニックに行った。身体的な性別を確定させるための検査で、とりあえず今日は内分泌系と染色体検査のために採血した。解剖学的面からの検査は次回とのこと。それにしても、大部分が保険外診療なので高かった。3万2千円超になった。採取した血液の検査に3週間掛かるので、次回はそれ以降に来るようにと言われた。

2003.05.30

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散歩

友人と会った。彼女が地元に帰ってきたのは久しぶりで、2人で少し歩いた。私も、地元を歩くのは久しぶりだ。普段は家に閉じこもっているか都内に出てしまうかどちらかなので、毎日帰ってきている地元なのになんだかとても懐かしい。

田んぼが広がる中を歩いて、少し離れた幹線道路に出て、ファミレスに入った。

彼女は私の友人の中でもかなり古い方だし、その間に色々なことあった。だから、ある意味で彼女は、私がGIDを自覚せずに性別違和感や女性性を押さえ込もうとする過程で最も心を偽ってきた相手でもある。色々な感情経験をともにして仲良くしてきたからこそ、私はその面に於いてだけはかえって本心を見せられなかった。そして、偽ったままに彼女と私との間には膨大なエピソードが横たわり、強固な関係性が構築されてしまっている。

……という訳で、彼女にカムアウトして今の私はGIDに関して開き直ってはいるけれど、彼女との関係の再構築は難しいと思われた。カムアウトと開き直りを通じて、私は彼女から見て以前とは少し違った人間として見える筈で、だからこれから先うまくやっていく為には是非とも「今の、開き直って素に戻った私」との関係性を新たに作っていってもらわないと困ると思うのだけど、そのためには今までの関係を書き換えなくてはならないから。

でも今、それは意外にうまくいっているように思う。なんだか、とてもうまくいっている。理解されている、と感じる。

カムアウトは「押しつけ」の面を持つと前に聞いた。それは、それまでの歳月の長い相手であるほどに、相手が理解してくれようとするほどに、相手に負担を強いることでもあると。そういう意味で、彼女には少し申し訳ないな、とも思う。

でも、だからといって現状が間違っているとも思わない。私にとって、GIDの苦痛はもう限界だったわけだし。開き直ってガイドラインに沿った治療を受けていく過程で彼女との縁を切るなんて嫌だったし、今、性別違和感や女性性やそれに伴う色々な気持ちを押さえ込むことなく、自由に思考し世界を感じられる状態で彼女と関われるということを嬉しく思う。私にとっての世界は昔とは比べものにならないほど豊かで色とりどりで新鮮で、その中で見る彼女は以前にも増して大切で……。

とにかく、ありがとう。大好き。

2003.05.29

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改名申し立て

書類もそろったし、異様に鬱っぽかったのも結局本格的な鬱病には至らず快方に向かってきているので、いよいよ改名申立をすることにした。さいたま家庭裁判所で申立用紙を貰ってきたときに、私の住所だったら出張所の方に行くようにと言われていたので今日はそちらへ行った。

受付と書かれた部屋に入って、「改名の申し立てをしたいんですけど……」と書類を渡す。最近は裁判所の方には性同一性障害に関するある程度の知識は浸透していると聞くのであまり心配はしていなかったけれど、実際に、別段好奇の目で見るでもなく落ち着いた感じで対応して貰うことができた。

資料として持ってきた、診断書・両親の同意書、それから名前の使用歴を証明する資料のうち何点かをその場でコピーして渡した。必要書類のリストに住民票は書かれていなかったのだけど必要だったようで、後で持参するか郵送するように言われた。どうせ既に授業も間に合わない時間になっていたので、一度戻って住民票を貰い、その足でもう一度家裁に行って提出してきた。

面接の予約がいっぱいのようで、7月まで空いていないとのこと。次回は7月です。

2003.05.23

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これからの色々

何か最近、色々状況が動いたので少しメモしておく。

2003.05.16

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クイズのヒント

http://kamakura.cool.ne.jp/cheeky0829/sn_txt/hnt05.htmlというURLからリンクされているようなので、何かと思ってみてみたら、うちのトップページがクイズのヒントになっている模様。「そうか、こういう利用法があったか!」と意表をつかれた思いがして、クスリと笑ってしまった。状況的に、「やおい=山無し・落ち無し・意味無し」がヒントになっているのかな〜と思った。

あ、これも何かのご縁なので"サクサクと帰って"しまわないで、"un-usual"様のほうをご覧になった後は、よろしければうちのほうもご覧ください……って、ヒントを探しに来た人がこの記事を読む可能性はそんなに高くないのだけど。。

2003.05.11

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パキシル

ここ一週間、妙に体がだるかっり、意味もなく不安を感じて哀しくて、いきなり泣きそうになったり、電車に乗れば動悸が激しく乗っていられない……といかにもな症状に苦しめられた。

そんなこんなで朝から活動不能で、あべメンタルクリニックに行くつもりが、結局診療時間に間に合わなかった。午後から蕨メンタルクリニックのほうに行き、塚田先生に診て貰った。どうも鬱っぽいということで、パキシル10mgを処方された。薬を処方されるのは初めて。

確かに、意味不明の不安感や哀しさは無くなる。しかし、眠い。聞いたとおり、眠い。

2003.05.10

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今日一日、"Guilty, Guilty, Guilty..."って声が頭の中で響いてたのは何故だろう?

2003.05.06

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© 2003 ゆうき